WAttention2019 FRANCE版掲載
Japan Brand collection2021(兵庫版) 掲載
空間と料理を五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)で感じる創作鉄板料理店。
世界から見た日本の「伝統文化、技術、伝統工藝」を、そして日本人ならではの「美意識、美的感覚」を改めて実感し、この文化・技術を継承するべく手段を試行錯誤していたデザイナー。自分が創る料理を、日本文化を見せる手立てとしてアプローチしたい、そして日本人だけでなく世界の人たちにもおもてなししたい、魅了したいと考えていた『神戸とんぼ』のオーナー。
デザイナーと店主の思いが重なり、新天地神戸で実現することとなった。
店内厨房には透かし彫り欄間を、カウンター上部と店の玄関の表札には着物を染める際に使用されていた型紙を間接照明として使用。またバーカウンターには伝統技術「名栗」で製作し漆で仕上げている、2016年パリデザインウィーク出展。同年ミラノ・パリデザインウィーク帰国展アワードにて大賞を受賞した作品が設置されている。
【DATA】
所在地 / 神戸
構造 / SRC構造
用途 / 店舗
設計:TBJインテリアデザイン建築事務所
施工:東播建築工藝
協力:株式会社岡本銘木店
今村産業株式会社
KIPA関西インテリアプランナー協会 国際委員会