壁紙とは
型紙とは形を作り出すために用いられる紙、もしくは模様を浮き出させた紙のことです。
鎌倉時代より着物等の染色に使われ、染工程が確立した室町時代、それに続く桃山時代には織物ばかりでなく幅広く工藝品の模様表現の手段に利用されるようになりました。型紙には日本人古来の美意識、職人が長年技術を磨いてきた熱い想いが込められています。
TBJと播磨型紙との出会い
2016年三木市にて個人で型紙のコレクションをされている方と出会いをきっかけに、型紙の繊細で美しい技術に魅せられ、この文化を後世に残したいとの想いから型紙文化継承の活動を開始しました。当社の大工やデザイナーと共に型彫職人の伊藤久儀氏に師事。優れた技術を学びながらオリジナルデザインも考案。海外を中心に活動を行っており、これまでフランスの「パリ・デザインウィーク2016」や「Maison et Objet2019」、ミラノの「JAPAN STYLE&DESIGN NOW(日本デザインの今)」展に参加。伝統工芸「播磨型紙」を使用したプロダクトを製作し、新たな型紙文化を発信しています。
型紙職人 伊藤氏に師事しているデザイナーが実際に型紙を掘っている様子
型紙ランプ — Katagami Lamp
伝統工藝の型紙和紙をあしらったランプ。型紙が持つ独自性のある陰影を表現しました。
照明にはカネカ製作のOLEDを使用。この照明は日本の障子から差し込む優しい灯りをイメージして作られました。
型紙ランプ スクエアミニ — Katagami Lamp Square mini
型紙ランプのスクエアミニタイプ。
源氏香 — Genjikou
源氏香図型紙のアロマランプ。
神戸とんぼ 表札
創作鉄板料理店の表札を作成。
店内とファサードの日本の和の趣が損なわれないよう表札も日本の伝統技術で製作しました。
N祇園35°
祇園の中心地に店を構える料理店の表札を作成。
海外からのお客様にも愉しんでいただけるような表札に仕上げました。